ふつう
昨日、フラワーアレンジの教室をされている方と仕事についてちょっと語り合っていました。
彼女からすると、“頭を使った仕事って憧れる”となり、私からすると“豊かな感性を生かした仕事に憧れる”ということで、お互いないものねだりね・・・という話に。
何事でも、仕事としてやるからには、いろんなプレッシャーがあって見た目ほど簡単ではないんですねぇ。最近、小口の仕事を主体にするようになったら、いわゆるマニュアルものの仕事がほとんどなくなり、仕事に対するプレッシャーは逆に高まったか?という気すらしています。
納期までに、さすが!と思わせる出来に仕上げられるだろうか?
この表現で満足してもらえるだろうか?
当然といえば当然ですが、人の好みが違う以上、唯一の正解なんてあるわけはなく。どんなに熟考した表現であっても、お客さんが気に入らなければダメなものはだめ。一回の納品で、すべて完了ではなく、お客さんの意見も取り入れて再度見直し・・・という手順を取ってお互いに納得いく表現を追及するという手順が見えたら、もうちょっと違ってくるのかも。この“フォロー”のような仕事は、翻訳会社内で対応している場合が多いのかなぁ。
この程度のことをプレッシャーと言っていたら、フリーランサーなんてやってられないのかもしれない・・・なんて思うことも多々あります。
そんな話をしていたら、彼女が、
“でも、そういう気持ちがあるから進歩するんだよね。”
と。
当たり前の事かもしれないけれど、とっても嬉しい一言でした。
フラワーアレンジだって、人の好みはいろいろだから・・・と言っていましたが、仕事としてやっているからには、“きれいなお花”というだけではない経験もいっぱいあったんでしょうね。
ナントカの天才なんて、脚光を浴びるところは上っ面だけ、って事が多いんでしょうね。小さな努力を積み重ねて、気づいたらここまで来ていた、という感覚が普通なのかも。ちょっとほっとしたりして。ま、私はもとから“ふつう”の翻訳者ですけど。
彼女からすると、“頭を使った仕事って憧れる”となり、私からすると“豊かな感性を生かした仕事に憧れる”ということで、お互いないものねだりね・・・という話に。
何事でも、仕事としてやるからには、いろんなプレッシャーがあって見た目ほど簡単ではないんですねぇ。最近、小口の仕事を主体にするようになったら、いわゆるマニュアルものの仕事がほとんどなくなり、仕事に対するプレッシャーは逆に高まったか?という気すらしています。
納期までに、さすが!と思わせる出来に仕上げられるだろうか?
この表現で満足してもらえるだろうか?
当然といえば当然ですが、人の好みが違う以上、唯一の正解なんてあるわけはなく。どんなに熟考した表現であっても、お客さんが気に入らなければダメなものはだめ。一回の納品で、すべて完了ではなく、お客さんの意見も取り入れて再度見直し・・・という手順を取ってお互いに納得いく表現を追及するという手順が見えたら、もうちょっと違ってくるのかも。この“フォロー”のような仕事は、翻訳会社内で対応している場合が多いのかなぁ。
この程度のことをプレッシャーと言っていたら、フリーランサーなんてやってられないのかもしれない・・・なんて思うことも多々あります。
そんな話をしていたら、彼女が、
“でも、そういう気持ちがあるから進歩するんだよね。”
と。
当たり前の事かもしれないけれど、とっても嬉しい一言でした。
フラワーアレンジだって、人の好みはいろいろだから・・・と言っていましたが、仕事としてやっているからには、“きれいなお花”というだけではない経験もいっぱいあったんでしょうね。
ナントカの天才なんて、脚光を浴びるところは上っ面だけ、って事が多いんでしょうね。小さな努力を積み重ねて、気づいたらここまで来ていた、という感覚が普通なのかも。ちょっとほっとしたりして。ま、私はもとから“ふつう”の翻訳者ですけど。
by kitasan_25
| 2007-05-09 12:44
| 翻訳の話