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子育て主婦暦11年。とりあえずひと段落。人生まだまだこれから!!・・・と思っているのはアタシだけ?
by kitasan_25
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Seven Years in Tibet

昨日は、納品が終わったので夜はゆっくり!しかも、ダンナが子供達と一緒に寝てしまったので、テレビを独り占め!です。うほほーい。のんびりゆっくり、好きな映画を観よう!といって観たのがブラッドピット主演の「Seven Years in Tibet」。

これが、なかなか良い映画です。

日本では、恐らく中国との関係などで(ブラピ主演であっても)あまり大々的に公開されなかったようですが、一見の価値のある映画です。

1930年代に、オーストリア人登山家であったハラーが、ドイツの威信をかけてヒマラヤ登頂を目指し、チベット入り。結局、登山途中でドイツとイギリスが戦争となったため、インドの収容所に入れられることになります。家族を顧みない、自分勝手な性格のハラーの頭の中には、祖国で産まれ、会ったことのない息子の事。

ようやく収容所を脱走し、国に帰ろうとチベットを目指しまだ幼いダライラマと出会います。異国ながら、ようやく手に入れた平和な時間。好奇心旺盛なダライラマを自分の子供と重ねるように、いろんな事を教え、そしてダライラマからも、平和を愛するチベット人の心を教えられます。

ハラーが子供を想う気持ちが本当にせつなく、また、まだ子供のダライラマの姿がなんともけなげに見えます。

中国とチベットの間で、何があったのか?という事は、(少なくとも私にとって)あまり知られていない話のように思います。日本の戦争責任の話になると、中国だって戦後にチベットを・・・と言われるので、そういう事があったのかな?という程度の認識でした。この前、誰かが"中国でインターネットを使って、チベットについて検索したら、一切表示されなかった"という事を話していました。インターネットはIPで場所が特定されますから、中国の人々が正しい情報から隔離されているという事なんでしょう。

第二次大戦後、戦争のある世界が終わったかのように思っていましたが、イラク戦争なども含めて、たくさんの命が奪われた戦争があったんですね。

気になったのはハラー役のブラピが使うオーストリア語(ドイツ語?)なまりの英語。私が聞くと、それらしく聞こえるのですが、ネイティブの人には、東京の人が使う大阪弁みたいに聞こえるのかな?私は、アメリカン・アクセント風の英語しか使えないのですが、ネイティブの人は、いろんなアクセントを使い分けられるもんなんですねー。すごい、すごい。
by kitasan_25 | 2005-12-01 10:08 | 雑感